44歳主婦がもう一度サブ4チャレンジ

ランニング5年目。自己ベストは3時間56分34秒(第6回はが路ふれあいマラソン/2019)です。岩本能史著『限界突破マラソン練習帳』を読みながら練習しています。

もう一つのインカレ ボランティア レース編

 

10/27に開催された『東京陸協ミドルディスタンス・チャレンジ』の日記の続きです。

 

レースが始まる10分くらい前から、緊張感が漂ってきました。

 

今回のレースの主役は、競技引退する大学4年生と三武潤選手です。

そこで、ゴールした4年生には、川元奨選手(800m現日本記録保持者)と飯島陸斗選手(早稲田→阿見ACのルーキー)から花束を贈るとのこと。なんて素敵な演出!それを聞いただけでまた感激してしまうおばさん達w(そもそも、川元選手がいらっしゃると聞いた時点で激しく感激!さらにお姿を拝見してまた感激!)

しかも、お花は田母神一喜選手(中央→阿見ACのルーキー)が買いに行ったなんて、そんな貴重なお花ある?!と更に感激。

f:id:toritsu_chu_juken:20201030010642j:image

黄色いバラです。奥にあるVAAMSAVASプロテインミルクはゴールした選手全員に配られました。受付時には走る前に飲むジェルとドリンクを、ゴールでは走った後に飲むプロテインとドリンクをお渡しするという明治さんのご配慮とのこと。(長丁場で疲れた頃に飯島選手達もプロテインを摂取されていて、そのタイミングがさすがだと思いました笑)

 

受付で4年生だと確認したプログラムを受け取り、川元選手と飯島選手にお見せしたところ、「この子も4年、この子も、あとこの子も…」とどんどん追加が。同じ競技をされている方同士、よくご存知の様子(特に、飯島選手は1学年上なのでお詳しい)。

 

各レース毎に、何人走るかをドリンク係と連携し(800mはセパレートなので8人程度だけど、1500mはスタートも遠くて人数もバラバラだったため)、4年生の人数と腰ゼッケンを川元選手と飯島選手にお知らせして、お二人でどの選手に渡すかその都度決めていました(後輩だったり、同郷だったり、繋がりがある方を優先されていた様子)。

f:id:toritsu_chu_juken:20201030011701p:image

ゴールする選手を待っている時、お花を見えないように持っている気遣いが素敵です。(レース中は撮影班以外の人の撮影は禁止だったので、画像はYouTubeより)

 

引退レースで、現日本記録保持者からお花を渡されるなんて、私なら夢のよう!(私のマラソンのゴールに大迫選手がお花を持って待っているならば、それは泣きます!絶対ないけど)

「まるで、名古屋ウィメンズマラソンのゴールでティファニーを渡してくれるおもてなしタキシード隊のようですね!」とおふたりの姿に感激して思わず言ってしまったところ、飯島選手はご存知なかったようで「えっ!マラソンのゴールでティファニーもらえるんですか?すごい!」と驚かれていました。通じるわけない変な例えをしてしまい、大失敗(>_<)

 

各レース毎にプログラムを確認して4年生をお伝え→人数分のお花をお渡し、と繰り返して忙しいながらも、1500mになるとレースも長いし少し余裕も出てきて、レースを見る余裕も出てきました。(800mもちょこちょこ見てはいたけど)

 

今回、中距離レースにも関わらず、川内優輝選手が2種目エントリー!OTTでお馴染み?サン工業の桃澤大祐選手も2種目エントリー!そしてそして、田中希実選手も1500mにエントリー!(先日の木南記念での転倒があったため、見送るかと思われましたが、出場されました)全日本大学駅伝を控えている皇學館の川瀬選手も!更にペーサーも日本選手権に出場する有名選手ばかり!!!(書ききれないよ〜…)

 

そんな選手達が目の前にいて、どんどんゴールにやってきて、夢のような時間でした…うっとり。しつつも、お花、お花、と繰り返し。1500mになると、みんなうっとりレースに見惚れてしまい、ラスト一周の鐘の音で現実に引き戻され、ドリンクやお花をあたふた用意することもありました笑。

 

私と友達は熱烈川内優輝ファンであることを他のボランティアの方々にも強烈にアピールしていたため、ゴール後のドリンクをお渡しする権利?を譲っていただき、走り終えた直後の川内選手にドリンクをお渡しすることができましたーーー!!!自分の人生にこんな瞬間が訪れるとは、全く予想してなかったーーー(T-T)嬉しすぎるーーー!

川内選手の走っている姿を見たのは、2月の青梅マラソン以来。感激ーーーー!!!!

 

今一番注目されている田中希実選手と、いつも話題になる川内優輝選手への取材は非常に過熱。日本選手権などの大きな大会では、リモートでの取材のみのようですが、今回は囲み取材でした。

f:id:toritsu_chu_juken:20201030014311j:image

最初は距離を取って取材されていた、川内優輝選手のものまね芸人M高史さん。このあと徐々に距離を詰めて行き(ご本人の視界に入らない背後に近付いてた)、その後、ご本人と一緒に現状打破ポーズで撮影されるまでたどり着いたかと思うと、感慨深いです笑。

 

三武潤選手の引退レースも、見応えしかありませんでした!本当に素晴らしいレースで、三武選手への声援と拍手がいっぱいで、見ていて胸がいっぱいになりました(T-T)ご本人のお人柄なんだろうなぁ…。ゴール後も選手達がどんどん三武選手の周りに集まって、素晴らしい時間でした。

 

陸上YouTuberのたむじょーも、この引退レースに参戦。このレースだけ見るならたむじょーの動画がコンパクトです。

https://youtu.be/VJqtUPNnVwI

(たむじょー、実際に見たら、顔が小さくてスタイル良くてびっくり。「新ユニ、カッコいいですね!YouTube見てます」と言ったら、いつもの「ありがとーありがとー!」と返してくれてサービス精神素晴らしかった!)

 

前後も含めて見るなら、OTTの動画です。(3:02:00あたりから。概要欄にレース毎のインデックスがあります。)

https://youtu.be/DQ2YFYotLHU

 

個人的に1番記憶に残ったのは、男子800m3組106東選手(早稲田)。プログラムを確認していた時に飯島選手(直接の先輩)が「この子は2年生だけど、今日が引退レースで、これからマネージャーになるので、僕が(花を)渡します」と。飯島選手がお花の贈呈係で良かった…と思いました。(他にも4年生でなくて引退する選手がいたとしたら、お花を渡さず申し訳ないです…)

 

そして今日見つけた早稲田スポーツの記事。

http://wasedasports.com/news/20201029_135068/

一緒にボランティアした友達にもすぐに東選手情報をシェア。全員『泣ける!(T-T)』(年寄りは涙もろい…)。

 

そんな人生の岐路となる瞬間が、あのゴールにはたくさんあったんだろうな…そんな舞台を用意した横田真人さんて、尊敬しかない…。すごいお兄さん感あるけど、実はかなり年下だよね、あはは…(乾いた笑い)。

 

と、さらに横田真人ファンになった私達は、アピールのためにクラウドファウンディングで手に入れたバーチャレTシャツをしっかり着用してきていました。

 

全てのレースが終わり、集合写真を撮影し、片付けも終わって、横田さんにサイン貰いたいけど姿が見えないから諦めて帰ろう…と他の皆さんにご挨拶してから、トボトボ競技場を後にしました。

すると、競技場の外で集合してミーティングをしている大学があり、どうやら慶應大学…その輪の中に、なんと、横田真人さんの姿を発見!勝利の女神は、最後まで私たちに微笑んでいた!!!

f:id:toritsu_chu_juken:20201030021112j:image

バーチャレTシャツに、横田さんのサインをちゃっかりもらって、こんなすごい日はもうないかもしれない!最高すぎた!感激の連続!と大騒ぎで帰りました。

 

ボランティアとして参加してボランティアの仕事も出来る限り働きましたが、それ以上に、走る選手達の姿から幸せをたくさんもらいました。

 

中高生の部活動に比べて、大学でも体育会で競技を続けるということは、本人が選び、またある程度、競技に選ばれた方々だと思います。その人生の約半分の時間を競技に費やしてきた選手達が走る姿は、みずみずしくキラキラと輝いていて、本当に美しかったです。

 

このような素晴らしい大会に少しでも関わらせてもらい感謝の気持ちでいっぱいです。私にとっても、一生の思い出に残る日になりました。感激し過ぎの一日でした。(何回書くのか…という語彙力のなさw)