44歳主婦がもう一度サブ4チャレンジ

ランニング5年目。自己ベストは3時間56分34秒(第6回はが路ふれあいマラソン/2019)です。岩本能史著『限界突破マラソン練習帳』を読みながら練習しています。

【中止】東京マラソン2020(一般ランナーのみ)

 

私はその時、スポーツゼビオお茶の水店にいて、タイツを手に持っていた。

走っている時の、お尻の脂肪がブルブル揺れることが気になっていて、これを抑えたらもっと速く走れるのでは?と思ってタイツを見に行っていた。

今週水曜日の15kmビルドアップ走(ソツケン)で使ってみないと、東京マラソン本番前に試すタイミングがない。だから今日買う必要があるのだ!という言い訳を考えながら(つまり、我慢せずに買いたい!ということ)。

 

何気なくスマホを見たら『東京マラソン』の文字。ランナーの皆さんは薄々感じていたと思う。もしかしたら、東京マラソン中止になるかも…って。私も「走りたいけど、無理かもしれない…覚悟をしておかなければ」と思っていた。中国在住の方へのアナウンスがあった辺りから…。

 

東京マラソン一般参加取りやめ』

仕方ない、仕方ない、本当に仕方ない。

でもすぐには信じられなくて、公式のアナウンスを確認して、他にも報じている新聞社がないか確認した。その時はまだ見つからなかった…誤報であって欲しい。でも、きっとこの方針だと決まったから出た報道なんだろうな、と思った。

 

オリンピック代表選考会として、エリート選手が走れることは本当に良かったと思った。自分が走らなかったら絶対観戦していたし、もし走っていてもラジオ聴きながら走るつもりだったから。

 

今年の東京マラソン残念で、来年の抽選を楽しみにしている人には申し訳ないけど…中国在住者の方に来年の出走権を確保するなら、一般ランナーにもください、お願いします。公式アナウンスが出るまで、そこを強く願う。「そうじゃなかったら、おかしいじゃないか!同じ理由で走れなくなった人に対して差をつけるような、そんな判断はできないはずだぞ」願うどころか脅すような気持ちでいた。

 

少しの時間、次のニュースが出ないか調べてみたけど、見つからなかったので、手に持っていたタイツは、棚に戻すことを一瞬考えて、そのまま買った。

 

東京マラソン走れなくても、練習はするもんね!と思ったので買った。なんか、負けた気になる感じがしたから、買った。ただ、欲しかったから買ったとも言える。

 

ーーー

ひとつのシーズンに、フルの大会が2つも中止になるなんて(東北みやぎ復興マラソンが台風のため中止)…はが路をゆずれーるエントリーしてなかったら、フルマラソンゼロになるらところだった。危なかった…。

 

その後の公式アナウンスで、2021年東京マラソン参加という救済措置が発表された。良かった。本当にありがたい。(来年こそ当選!と思っていた方には本当に申し訳ないのですが…すみません…)

 

東京マラソンに当選して約半年間、練習をしてきて、この年で確実に足が速くなった(それが必要なことか不要なことかはさて置き)。嬉しかったし、その間にもたくさんの走る人と知り合えて、ブログも書いたら新しい発見や繋がりができた。とても楽しい半年だった。

2021年の東京マラソンまであと1年、もう1年練習したら、もっと速くなるはず!練習期間が1年伸びた!と思うし、でもどうしようもなくしょんぼりしてきたら、そう思うように努めています。

 

今はまだ悲しい気持ちがとても強くて、涙が出てしまう…(´;Д;`)

涙が出るということは、それだけ自分なりに頑張ってきたということ。この歳になって、自分のことでそういう気持ちになれることは本当に幸せなことだし、大会が中止になっただけで、病気や怪我で走れなくなったわけではない!でもやっぱり悲しい、しょんぼり…のこの繰り返し。

 

走るお友達も、走らないお友達も、ニュースを聞いて心配して連絡をくれて嬉しかったです。その返信にも、来年頑張る!と宣言して気持ちを奮い立たせる。けどまた少しするとしょんぼり。これは時間が解決してくれるから大丈夫。

 

とりあえず今日は、やけ酒!!!

あと、ブログのタイトル、どうしようw

 

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